６５歳以上の１０％は認知症と云われている。高齢化が進む町の６５歳以上の人口を考える時、認知症の可能性がある人数は少なくない。という切り出しで、昨年の議会で一般質問を行いました。そして今日、東京都の主催、西多摩医師会の運営で、認知症サポーター養成講座が羽村市で開かれ、私も参加してきました。
　今、国の政策として新オレンジプランが掲げられています。認知症の人の意思が尊重され、住み慣れた地域の良い環境で、自分らしく暮らし続ける、このことを目標に、私たち住民が共に暮らしていくための環境づくりをしようと認知症サポーターキャラバンが展開されています。講師に介護福祉士である東京都認知症介護指導者会の会長さん
をお招きし、講座がスタートしました。明日は我が身、まずは、正しい知識を持つことから始めようと話しかけられました。また、映像の事例を視ながら認知症の方への支援についても学びました。治療についても本人、家族が臆することなく相談、治療をできる様な環境を作りましょうと・・・早期発見、早期受診、早期治療がいかに大事であるか語られました。
認知症について正しく理解し、偏見を持たず、認知症の人や家族に対して温かい目で見守ることがスタートで、認知症サポーターは「なにか」特別なことをするわけではなくて、認知症の人やその家族の応援者であるという講座でした。私もオレンジリングを受け取り、心新たに帰路に着きました。