活動日記
7月1日(水)大工さんになりたい人~!
昨日、町内の工務店さんのご厚意で、古里保育園園児を前に大工さんのお仕事ぶりの一部を披露していただきました。
まず、杉と檜にカンナをかける仕事を見学しました。見事に薄く平均したものが、園児の目の前に並びました。杉と檜はまるで香りが違うことを子どもたちも職員も実感しました。次は鋸で丸太を切ってくれました。その前に、さしがねで線を引いたり、墨壺を使って、出てきた墨糸をぴんと張って墨糸をつまんで木材に打ち付けるようにして離すと、まっすぐに線が引ける場面などは、目を見張るようにしていました。次はくぎ打ちです。年長児だけのチャレンジでした。最初は頭を打てず、くぎが斜めに曲がる子どもたちが多かったのですが、経験を重ねるうちに上手になりました。まだ理解が浅い乳児も見学しましたが、何かを感じてくれたものと思います。「大工さんになりたい人」との問いかけに一斉に手を挙げてくれた子どもたち、良い経験が出来たようです。
古里保育園では、年間行事の中にボランティアの皆様との協働作業、自然塾やおさかなの解体の実演など地域の皆様のご協力を得て、園児が体感できる時間を設けています。今回の工務店さんのご協力も今後お願いできたらありがたいと思っています。また、この日は、子どもたちが興味を示すような玩具をわざわざ作ってきてくださったり、子ども用の鋸などの準備までしていただきました。地域のこうした方々の協力で子どもたちの成長にお手伝いいただけることに深く感謝いたします。