活動日記
12月12日(土)夢を語る
奥多摩の小中学校の児童生徒による子ども議会が開かれました。8名の議員が質問に立ち、町長及び担当課長が答弁にあたりました。
昨年同様、児童、生徒たちの立ち振る舞い、挙手から発言に至るまでの所作を含め、しっかりと落ち着いた小中学生議員の姿を見て、改めて考えることが出来ました。先輩議員も含め、私たちは随分と省略してしまっている所があるなと感じました。
質問の中で感心したのは
・生活者の視点に立った質問、提案であったこと
・町の発展や理想に向かう姿に言及していたこと でした。
まず、その質問の内容を列記します。
1. 古里中学校の活用について
2. 奥多摩町の自然を使った観光施設について
3. バス路線の増設ついて
4. 子どもの居場所について
5. 古里中学校や小河内小中学校の有効利用について
6. バスの増便について
7. 商店街の活性化について
8. 人がたくさん集まる奥多摩について
まさしく、住民、観光客に直結する内容です。とくに中学校統合後初めての子ども議会でしたので、通学のバスに関する自分たちの生活に直結する質問も多くありました。しかし、財源に苦しむ地方議会としては、よりよい答えを出したくとも現実問題に立ち返っての答弁もあり、夢を語る児童生徒に対して夢を実現すべく答えがすべて用意できなかったのはいたしかたないのでしょうか。