活動日記
9月12日(土) よもやの出来事
よもやの出来事がまた起こってしまった。今回も想定外だったのか・・・報道によれば危険個所は工事予定に入っていたものの用地買収などで時間がかかっていたとのこと。それにしても50年に一度といわれる降雨量が無ければ起こらなかった災害、その確率の低さが堤防の高さを変えてしまったわけです。台風18号がもたらした雨の特徴は「線状降水帯」といわれる南北に長い雨の帯でした。今まであまり聞いたことが無かった気象用語「線状降水帯」これが居座った結果が大参事を引き起こしたようです。あと60キロ西にこの「線状降水帯」が居座っていたら秩父・奥多摩・丹沢の山がどれだけの水に持ちこたえられたのかと思うとゾッとする思いだ。奥多摩も土砂災害危険地域はいたるところにあり、過去には奥多摩湖ダムサイトで残念な事故はありましたが、大参事となる事例は数少ない地域である。しかし、この「よもや」「想定外」は全国いたるところに存在するのだということを今回の災害は改めて教えてくれた。地方議員のひとりとして防災への意識、防災対策にさらに目を向けなければならないと痛感しました。