奥多摩町と桧原村を結ぶ林道鋸山線の改修と都道編入を促進する協議会の定期総会が開かれました。ここ今年の台風の影響は全国各地で爪痕を残していますが、この林道も少なからず影響を受けています。東京都の中でも山間部を多く抱える桧原村と奥多摩町の課題は同じ、生活道や迂回路など防災に少しでも対応できる道の確保です。長年の懸案事項ですが、実現には相当に乗り越えなくてはならないものがありそうです。しかし、要望をし続けることがこの林道のみならず、周辺道路の整備につながるものだとも思いました。
そして今日は、総会の議題以外にも両町村が抱える課題についてもお互いの意見交換が活発に行われました。急峻な地形を抱えるなかでの消防団活動の課題、観光産業の活発化と水源地の保全、獣害対策で特に猟友会の後継者問題などお互いの知恵を交換し合う有意義な会となりました。