先週に引き続き、この３月をもって閉校することとなった、町内の氷川中学校の閉校記念式典、並びにＰＴＡ主催の校舎お別れ会・思い出を語る会が開催されました。先週の古里中学校と違い、氷川中学校は閉校されますが、奥多摩中学校として、現在の氷川中学校の校舎は使用されます。そのせいか、卒業生や関係者の数が先週よりも少ないように感じました。しかし、永年の伝統に終止符が打たれるわけで、寂しさを感じるのは古里中学校と同様の思いでした。
　さて、氷川中学校へ出かける前に、古里駅北口徒歩２分足らずのところにある小丹波会館前にちょっと人だかりができていました。写真をご覧ください。鳥獣捕獲対策の一環で狩猟組合の方がイノシシやシカの駆除のために、活動されていました。足にけがをしたシカが民家の軒下に下りてきて動きません。２人一組で前後からロープでの捕獲作戦が始まりました。捕獲員が近づくと立ち上がり逃げようとしましたが、一発でロープを身体に撒きつけ、あっという間に捕獲されました。これもプロの技ですね。
　昨年の大雪の影響や山に餌が不足するなど多くの要因から鳥獣が里に下りてきて、人家に被害を及ぼしています。特に、イノシシが畑のみならず、空き地等に出没しています。鳥獣害対策として、狩猟者の後継も悩みの種です。