はじめの一歩7月号(通算第160号 )
『今だから できること』
内藤 博美
コロナ禍の中、みなさんはどんな夏をお過ごしでしたか?
例年ならば職員は夏の研修会に参加してスキルアップをする機会があるのですが、今年はありませんでした。
そこで園長先生が、ピアノが必須の「チーム対抗発表会」の園内研修を発案されました。
職員全員が3チームに分かれ、すぐに作戦会議!
私の入ったチームの弾くピアノ曲は、奥多摩町で毎日10時に無線放送で流れ、子どもたちと行っていて馴染みのある「ラジオ体操第一」に決定しました。
一人では難しいこの曲を分担し、少し弾いては体操に加わって交代していく流れになりました。あとは各自でひたすら練習あるのみ・・・
体操ではリズミカルに楽しくからだを動かす分、ピアノでとなると表現、技法が難しい…
打鍵の弱い私に強くの課題・・・
練習を重ねていくうちに、チーム内で「上手になってきたね」と言ってもらえ嬉しかった。
チーム練習では、つなぎ方、体操との連動などが加わっていく。みんなの足を引っ張らないように確認を繰り返し練習をしました。
そしていよいよ発表!!
必死すぎて緊張する余裕もないままスタートしてしまいました。
体操からピアノへ、弾き始めたら、ありゃりゃ指がつったのか中指と薬指がくっついて動かない。仕方なくそのまま弾くしかありませんでした。(後で記録映像を見たら、体操している人は止まってくれていました。)
また、体操をしてフィナーレへ
こんな失敗をしたのになぜか楽しくていい気分でした。失敗をも吹き飛ばすチームワークの良さが心地良かった。
また、他のチームは生活オペレッタや、影絵を取り入れたディズニーメドレーそして給食の先生も加わりディズニーランド気分の素敵な味のポップコーンも味わえました。
真似してやってみたいことばかり・・・
研修発表会はとても素晴らしいものとなりました。
コロナ禍の今だからできること、見つけてみませんか?