はじめの一歩3月号(通算第144号 )
『なまえ』
須崎洋子
平成から新年号に変わる今年
“明治”(M)“大正”(T)“昭和”(S)“平成”(H)
「今度は(A)から始まる文字は?」
「曙とか!!」
「あら、相撲取りみたい」
「でも 平成も最初は耳に慣れなかったから、大丈夫じゃない」
など、話題になり関心事の1つでもあります。
平成に決まり、当時の官房長官小渕さんが額を掲げた映像はまだ記憶に残っているところです。
さて、今回はどんな年号になるのでしょう。楽しみに待ちたいと思います。
人の名前になると様々です。最近では「どう読むのかしら?」考えてしまう名前もありますが、その名前に込められた想いは愛情のかたまりに違いありません。
両親、祖父母、色々な方が考えに考え、誕生したばかりの子を想い、つけてくれたのです。
反面、自分で考え、つけることは出来ません。年頃になると友だちの名がステキに聞こえ、「なんで洋子なの!」などと思う日もありました。
「洋子」
太平洋のように広い心を持ち、優しい子に育って欲しい。もう1つは、どの名字に嫁いでも合う名前です。昭和の初めに生まれた両親にとっては結婚も大きなキーワードになっていたようです。
時代によって名前の流行もあります。生まれて直ぐにつけられる名前。毎日のように何回も呼ばれ、知らず知らず自分が“洋子”だということがわかり、意識していくものです。
どの両親も我が子の幸せと健康を祈りつけてくれた、かけがえのない宝物。
今後も大切に付き合っていきたいと思います。
“洋子さん”宜しくお願いします。