はじめの一歩10月号(通算第163号 )
『ふたりで』
須崎 洋子
先日姪の結婚式があり参列しました。
コロナ禍の式でもあり家族、親戚のみの出席でしたが生まれた時から家族として接してきた者としては、「あの小さかった○○ちゃんが花嫁さん!!」
感無量の思いでした。
私の母(87才)も孫の結婚式に出席出来たことには嬉しさも何倍にもなり、二人のこれからの未来に“幸多かれ”と願うばかり。その日はとても思い出に残る一日となりました。
今の結婚式は、本人たちが計画し招いた方々に祝福してもらうという形で私たちの頃とは様変わりしているようです。
仲人をたて、職場、友達大勢の方々に祝って頂いた当時を思い出しました。
[何でも話し合い、明るい家庭を築きたい] 35年を経て果たしてそうなっていただろうか?
子育て、親との同居、どの家庭でも起こりうる様々な事を、その時々二人で乗り越えてきた。
最近では、TVを観ながら、「あら、この女優さんの名前なんて言ったっけ!!」と二人で考えることも度々あり、そう言えば、おじいさん、おばあさんも、そうだったな。同じことを言ってると、一人でクスクス笑ってしまう。
こんな私たちだが、まだしばらくは二人で人生を楽しんでいきたい。
まだ訪れていない場所が日本中にはたくさんある。
二人で旅をし、新たな発見、感動を味わっていきたいと思う。