はじめの一歩5月号(通算第158号 )
『住みやすい地域』
石田良安
こんな話を聞きました。
いろいろな地域で80件もの空き巣を働いた泥棒が捕まった時、警察の方が質問をしました。「空き巣をする時、どうやって地域を選ぶのですか?」
すると泥棒は「たとえば、子どもが自転車を2人乗りしている地域です。2人乗りしてても注意されないということはそこに住む人が地域に関心が少なく、知らない人がうろついていても気にしない。つまり悪いことをしやすい。逆に住人がよく挨拶をしている地域は、見知らぬ人にも関心があったり挨拶してくる時もあるため、顔を覚えられてしまうので避けます。」
つまり、住んでいる地域に関心があり、子どもがマナーを守っている地域では、犯罪が少ないということ。
小さな子どもでも、みんなが守る小さなルールから確実にこの街を守っていると言えます。
みんなが明るく挨拶している住みやすい地域にしたいですね。