はじめの一歩11月号(通算第176号)
『その時々で』
井上 美貴
先生方と子育ての話をしていた時に思い出したのですが、我が家は専門学校生の息子と中3の娘がいて、その2人が保育園にいた頃、息子は自分の気持ちを抑えてしまう所があったらしく、お友だちと上手に関われているのか心配しました。また、娘の時には、2歳になってもなかなかオムツが外れなかったので、息子には出来た“オマルやトイレでおしっこが出来たら手作りのシール帳にシールが貼れる”という物を娘にも試してみました。それでも上手くいかず、「どうしたらオムツが外れるんだろう。」と悩みました。
そんな事を先生方と話し、今思えば「そんなに焦らなくても。」と思える事が、その時は一生懸命で、周りと比べてしまい、無限ループのように悩んでいたなぁと思い出しました。
今、保育園に通って来ているお子さんのお母さん方も、いろいろな事で悩みながら子育てをしているんだろうなと思い、その時を経て来た私から言える事は、今は大変だなぁと思う事が多いかもしれませんが、ママ友と話をしたり、先輩ママさんにアドバイスをもらったりして、今のその時々の育児を精一杯楽しんでください。それから、小さい時期は一瞬で過ぎてしまいます。沢山、ぎゅーっと抱きしめてスキンシップを取ってください。いろいろ悩んでいても、ぎゅーっとすると「ウチの子、可愛い。」となりますよ。
私も、我が子が大きくなって、その時々で悩む事は多々ありますが、残り少ない子育てを、私なりに楽しんでやっていこうと思います。