はじめの一歩第204号
『古里っこデビュー』
清水さゆり
娘の子、私の孫3才は、今年 古里っこ鑑賞初デビューしました。
見るもの感動の渦で、帰って来てから自分のありったけの言葉で教えてくれました。
「いぬがボールと遊んでた!」「あの黒い人はだれ?」(黒子)
・「カッパに亀がいたよ」カッパに甲羅があるのを知らないのかー!
「プリンセスの踊り楽しかった!」ダンスの先生方が、みんなプリンセスに見えたらし
い!
「やまんば、こわかった!水と火のようせいおもしろかった」
とすずらんテープをひらひらさせて遊んでいました。
「ありんこいたよね!!」と言われ??「いたっけ?」と話していると一緒に来ていた私の夫が通訳しながら「ゾウのパン屋さんに出てきたよ」
「あ~あ!本当だ!!ありんこさんいたね~!!」パネルシアターで歌いながらの説明を受けました。
次の日の朝私がボサボサの髪で出て来ると「やまんばだー!」といって
追いかけっこが始まった。はさみで紙を切っているので「なにしてるの?」
「さんまいのおふだ!!」と切った紙を私に投げて来た。自分がこぞうさんになっている気分のようだ。
どの古里っこの演目も子どもに心の栄養を与えてくれたものになっているんだなと、孫のウキウキから教わりました。
そして孫の通訳 夫がいたからこそ一緒に共感ができ、子どももわかってもらえた婚しさからいっぱいお話しできる安心感があるんだと思った。テレビや・スマホから見たものと自分で来て、自分で見て、みんなで共感しあえる古里っこ!
私達は、そんな古里っこファンがいるからこそ、また頑張ろうと思えるのです。