はじめの一歩第206号
『小さな応援団』
岡部弘美
3月、毎年恒例のマラソン大会が開かれる。
大会に参加するのは、あおぐみとももぐみ。
応援には、保護者、こりっこスポーツの五十嵐コーチ、沿道の地域の方々、駐在さんも交通安全のために来てくださる。
たくさんの人に見守られてのマラソン大会である。
大会に参加しないきいろぐみ、あかぐみは、旗を作って、コースの途中で応援。
ひよこ0歳は、ベビーカーに乗って、駐車場で応援。
私が受け持つ1歳児は、園庭のフェンス越しに応援をした。
園庭からは走っている様子は見えなかったが、フェンスから離れていく子はいなかった。
少し経って、次々とゴールする姿に釘づけ。
大きいお友だちが必死に頑張っている姿に、自然と「がんば〜れ、がんば〜れ」と、手を叩きながら応援していた。
「応援は力になる」
そんな姿は、クラス内でも見られる。
もう少しで牛乳が飲み切れる友だちに、散歩で坂道を上っている時にも「がんば〜れ」と、声をかける。そして、頑張った友だちに拍手をする。
自分だけではキツイことも、応援してくれる人がいると頑張れる。
こんなに小さなこの子たちにもわかっているんだなぁ…。
小さな応援団…私はこれからもこの子たちを応援していく。

