はじめの一歩第198号
『アイドル部による初ステージ』
杉山真衣
「私たち、アイドルになりたーい!」の掛け声で始まったこりっこギャルディーアイドル部のコンテスト。そう、この日は2月3日、こりっこ当日。
遡ること1ヶ月前。この7人組アイドル部は1月上旬に結成されたのだ。理事長、園長、事務、用務、保育士、栄養士、職種も年齢も様々な7人が1つの作品を作り上げる。お分かりかと思いますが、そもそも園のツートップがここに所属していること自体が凄いのである。そんな中、ダンス経験者の私は振り付けという重大な役割を担うことになった。家で振りつけた動画を恐る恐るメンバーに送ってみた。きっと、「出来ない」「もっと簡単にしてくれ」と言われるだろう、そうに違いないと思いながらも。
次の日早速練習に入ろうとすると、全員が動画を見て、ある程度覚えてきていたのだった。その光景に私は自分が情けなくなった。古里保育園の職員たちは皆、常にやる気に溢れていて、どんなことも楽しくことを成し遂げてしまう方の集いだったことを思い出す。その時だろうか。私も負けてられないなと強く思い始めたのは。
本番5分前。メンバーで手を重ね合わせた。皆の本気が伝わってくる。たった1ヶ月という短い期間で沢山練習をしてきた。大丈夫。きっとこの頑張りはお客さんに伝わる。そんな思いを抱えながらステージに立った。
「お疲れ様ー!」
メンバー全員が満面の笑みで終えたステージ。お客さんたちはとても心あたたかく、楽しんでいただけたのが伝わってくる。よかった。自分で言うのもなんだがこれは大成功だと自画自賛した。
お客さんたちが書いてくれたアンケートを読んだ。「アイドル最高!」「次はペンライトと団扇を持っていきます!」と、なんて嬉しくあたたかい言葉たちなんだ。こりっこはお客さんを楽しませる、元気を与える、そんなイベントだと思っていたが、実際楽しんだのも元気をもらったのも私の方だ。これが私のこりっこ初ステージ。これから先、こりっこというイベントで自分がなにを得られるかが今から楽しみだ。