はじめの一歩第190号)
『つなぐ』
岡部 弘美
長男の友だちのお母さんに誘ってもらったのをキッカケにママさんバレーを始めた。
高校生以来のバレーボール。ママさんを始めて16年になる。
週1回のバレーが楽しくて仕方なかった頃、大きなケガをする。この先もバレーを続けて行きたいから…と手術をすることを決めた。
だけど、手術をしたからと言って、ケガをする前の脚には簡単に戻らない。
練習や試合をする度に腫れたり、水が溜まったりの繰り返し。何年かかけて、やっと普通にできるようになったと思ったら、今度はコロナ。試合も練習もできなくなってしまった。
その期間2年半。
最近になってやっと練習や試合が元の形に近づいて来ている。
でもこの間に、この年齢での体力や脚力は落ちてしまい、自分がイメージしている様には動けなくなってしまった現実。それを受けとめながら、これからは自分が今できることでチームに貢献する。
今までみたいにビシバシ打って点を取る役ではなく、点につながる様に守って、フォローして、サポートする。(まあ時々は打って決めたいけどね)
いつまでも第一線でいつづけることは不可能だから、今度は気持ちだったり、方法だったりを伝えて行く番。それが、これから次の代へと繋げていく役割。もちろん私自身が楽しみながら…。
これって、何事にも言えることだと思う。
仕事、地域、家族。
こうやって色々なことが受け継がれて行くんだろうな。
まだまだやること、頑張ることいっぱいだ。