子育て、大変だけど楽しい。辛いときもあるけど嬉しいことがいっぱい。
お父さんも手伝ってくれるけど、もうちょっと一緒のいてくれる時があったらもっと嬉しいけど・・・
 古里保育園では子育て奮闘中の皆様と同じ視線で考え、共に成長していきたいと、親として、
保育士として、栄養士としてそれぞれの立場から子育てに関する情報を発信してまいります。

はじめの一歩9月号(通算第138号 )

『たまリバー50キロ』

岡部 弘美

 たまリバー=多摩川 50キロ=50km

羽村取水堰(羽村市)から大師橋緑地(大田区)まで遊歩道でつながっている。10年位前、卒園児が夏休みの自由研究で自転車で走ったという話を聞いていた。去年、何故か ふと そのことを思い出し、歩いてみたいと思った。1人ではちょっと心細いと思い、妹を誘った。一緒に歩く人ができたので次はコースの情報を集めることに…。

 コースマップがあることを知り入手、地図とにらめっこをしながら計画を立てる。1回に14kmくらい歩いて4回でゴールするのが目標。妹とは月に1回位しか予定が合わなかったけど、そのくらいの割合の方が、次に歩くことが楽しみになって良かった。

 羽村をスタートした11月は、まだ薄着でも大丈夫だった。車や電車からの見慣れた景色だったけど、歩いてみるのは初めて。緑が近くて川原の石がゴツゴツしていた。途中には、どんぐりがたくさん落ちていた。2回目、3回目になると、川の景色が変わって来た。川は幅が広くなり、流れがゆっくりに見える。石も小さくなっている。

 3回目の時には、雪が降ったすぐ後で、歩くか歩かないか迷ったんだった。結局、予定通り歩いた。風がすごく冷たくて「おでこ さむーい!!」と言いながらも、体はそれ程寒さを感じなかった。

 最終回、いよいよゴールの日なのに、その日の出発地点到着までにハプニング。下車駅を電車が通過、快速は止まらないらしい。慌てて次の駅で降り、階段下のホームの電車に飛び乗ったら違う線。私たちはどこへ行ってしまうんだろう。もちろん次の駅で降りて、反対側の電車に乗ったけど今度は降りる駅のホームが短くて、乗っていた車輌のとびらは開かない。大急ぎで隣の車輌から降りる。

 そんなこんなで、出発点にたどり着けたのは予定の時間から大幅な遅れだったけど、子育てをしながら仕事をして来てずっと忙しく生活していたような気がする。

 今年は長男が結婚し、次男が社会人になった。そして三男が成人したということで、これからはゆっくりと自分の周りのことに目を向けたり、考えたりして行きたいな。

 1回だけでは到達できない距離も分けて歩けばゴールできる。自分1人では、あきらめてしまうかもしれないけど、誰かが一緒だと頑張れる。

 次はどこを歩こうか。

そろそろ季節が良くなって来た。






177かわいい我が子たち
176その時々で
175タイムマシーン
174母親1年生
173またひとつ
172新しい挑戦
171意外といま、必要だよね
170朝の通勤の道
169夢いっぱいのランドセル
168おねえちゃんといっしょ
167今年のこと
166勝ちの価値
165おかげさまで
164興味と出会いと課題
163ふたりで
162朝の挨拶
161思い出と感謝と後悔と
160今だからできること
159子どもたちに気づかされた今
158住みやすい地域
157おうちで かんたん プリン
156これからの私
155本物のサンタ
154奥多摩に来て
153子ども同士の言葉のあたたかさ
152おしっこちょっぴりもれたろう
151小さなお母さん
150お姉ちゃんの気持ち
149かけがえのない今
148社会人1年目
147お兄ちゃん
146子どもたちの可愛い言葉
145新しい生活
144なまえ
143再出発
142みんなで目指せ!!金メダル!!
141クリスマスの思い出
140まず一歩進んでみよう
139平成夫婦
138たまリバー50キロ
137ピカピカの一年生
136人のチカラ
135自分を振り返る
134子育て3年生
133給食
132弟
131大事な栄養
130姉と妹
129笑顔に癒されて
128「おめでとう」と受け入れて
127夜寝る前に・・・
126永遠の人気者
125朝のギューッ
124祖父の面影
123子どもの成長
122大人の言葉・子どものための言葉
1211年生になったら
120厄払い
119思い出の階段
118大工の父
117空想の世界
116だるまさんが転んだ
115年をとるって いいことだよ
114国境なき医師団
113息子に教えられ
112子ばなれ親ばなれ
111素敵なママ
110現在(いま)、思うこと
109大事な大事な仲間たち
108テキトウな親友
107つきいち登山
106ともだちとのかかわり方
105手紙交換
104奥多摩で学んだこと
103「世界一貧しい大統領」の話から
102かくれんぼ~
101母の日のできごと
100ふるさと
99我が家
98まだまだ母親1年生
97おじいちゃん
96ラブレターの中身
95時代の流れ
94せいぎのみかた
93『思い出』
92兄、一也へ・・・
91奥多摩生活『秋』
90だるまさんが転んだ
89人との出逢い
88読み聞かせ
87子どもの視線になって
86思い出の一冊
85私にできること
84人生の箱
83優しさが伝わる
82日本の文化
81おもてなし
80商店街
79新しい出会い
78親の気持ち
77出会いに感謝します
76はじめた一歩
75友だち
74「探り」ながら
73ことば
72おばあちゃんの思い出
71体が覚えている遊び
70共食の大切さ
69恩師への感謝
68小中保スポーツ大会
67はなまるの運動会
66忘れ物
65クスリな食べもの?!
64縁
63心温まるひと時
62祭りと私
61小さなエピソードより
60うれしかったこと
59災害への備え
58初心
57つながり
56言葉のパワー