はじめの一歩2月号(通算第167号)
『今年のこと』
中島 澄
コロナウイルスの影響で出掛けられず、電車にもしばらく乗っていません。今までのように遊べずにいます。
保育園での行事も例年通りにすることが難しく、どうにかその様な状況の中でも子どもたちにはいろんな体験をさせてあげたいと職場で話し合い、違った形でやれることを考えました。
そのいつもとは違う日常の中でやりにくさやモヤモヤした気持ちもありました。しかし、その反対に良いことも沢山あったと思います。
家にいる時間が増えて、母が前日から準備してフルーツサンドを作ってくれました。父と話す時間が増えました。友達とリモートでゲームをしたりして通じ合いました。休みの日は家にいて、いつもやらない掃除をしました。
ゴールデンウィークは父が作った野菜を家のベランダで食べたり、私がうどんを作って父と母と食べたりしました。母のほしい服をインターネットで買ってあげました。23年生きてきて初めてサンタになって父と母にプレゼントをしました。久しぶりに沢山の親孝行ができました。
この自粛期間の中でテーマパークに行けず、旅行に行けず、友だちに会えずの日々でしたが、すべてがマイナスなこととは限らなかったのではないでしょうか。私は親孝行をいろんな形で出来ました。いつもとは違う日常がこれからもう少し続きます。いろんな工夫をして毎日楽しく過ごしたいですね。
今日もいい日だ(私の好きなアーティストLiSAの言葉です)