はじめの一歩7月号(通算第100号 )
『ふるさと』
石田良安
我が家の一番下の子が「今日ねえ、○○ちゃんがねえ・・・」「○○くんがねえ・・・」「おかべひろみせんせいがねえ・・・」と、今日あった出来事を延々と教えてくれる。
二番目の息子は、学校で起こった嬉しかった事、悔しかった事、いろんな事で一喜一憂している姿に、学校で成長させてもらっているのがよくわかる。
長女は学校でもめ事があった時に、親友がかけてくれた言葉が優しくてとてもうれしかったと、大切な友だちの話をしてくれる。
それぞれが、いろんな人たちと関わって自分を作っていっているんだなあと感じます。
これから先、学校が変わったり、バイトや就職などで、さらにいろんな人たちと出会って、自分を大きくしていくのだと思う。
朝のドラマでこんなことを言っていた。
「ふるさとは生まれた場所ではなくて、大事な人に出会えた場所がふるさとなのかもしれない。」
子どもたちには、ふるさとの古里を大いに満喫してもらって、これから先、さらに大事な人に出会って、ふるさとを増やして豊かな人生を楽しんでいってほしい。