はじめの一歩6月号(通算第99号 )
『我が家』
清水さゆり
我が家には、休みとなると娘も息子も友だちを連れて来る。1人や2人ならまだしも7~8人来て泊まって行くこともある。
私はピンクが好きだ。だからリビングはソファーも壁もカーテンもジュータンもみんなピンクだ。 そんなリビングに初めは「うわー!!すご~い!!」とみんな引いてしまうのだが何回か来るごとに「ここ落ち着くんだよな~!!」と言って、高校生の大きな男の子たちはゴロゴロしだし、お昼寝までして帰る。
娘と息子のお友だちは、お客様扱いはしない!! 娘や息子と同じ様に大きな声で「おじゃましますは?」「靴はそろえておく!!」と1人1人声を掛ける!みんな素直に「ハイ!」と言って揃えます。 それだけではありません。「やきそば作るよ!」と言うと、みんなに調理してもらう。私は見ているだけ。買い出しから洗い物まで全てやってもらうのです。
若い子がやっている所を見るのが好きなのだ!家ではまったくやってない子たちの危なっかしい手つきを見ながら「じょーずじょーず」とほめてあげる。 上から目線だけでなく、私も一緒にジャンケンに入り「負けた者が洗い物ネ!」と案を出して仲間の一員となる。 布団干し、掃除まで一緒にやる。そのうち仲良くなって「さゆりちゃ~ん、次は何?」と協力体制をとってくれるようになる。そして次に我が家を訪れる時は「さゆりちゃ~ん、いる?」と笑顔でやって来る。 娘の友だちは「ただいまー!ネーネー聞いてー!」とやって来て「彼氏とケンカしてー!!」となやみを打ち明ける。娘がいない時でもリビングにやって来て話しは尽きない!
うるさいとか、汚すとかで家に入れない家庭もあるようですが、子どもの居場所を作ってあげ、大人とのコミュニケーションをとること。今の若い子にはそう機会がないのかな~?!とも思います。
5月に私は誕生日を迎えた。娘の友だちは、サプライズでケーキを持ってやって来た!息子の友だちからは、ラインで「おめでとう!!」を何人もの子からいただいた。
そんな我が家のリビング。人が人を呼び、心が通い合う空間であったなら、こんな嬉しいことはありません。