午後は西多摩郡町村議会議員研修会で桧原村役場に行きました。講演会のテーマは「社会保障政策における地域の役割」でした。これからの高齢化社会に向けて一番大きな問題であり、一番割り切れなく難しい課題であります。同じ保障を得るために、特に過疎地での格差をどこまで是正できるのかが永遠の課題となっています。保険料の事業主負担、高齢化社会と医療の進化、国の政策はすべて平等とはいきませんが、この類は特にそれを感じます。しかし、私たちが生きていくうえでどこかそういう部分があって、共助の精神が生まれてきたりするのではないでしょうか。今日の講演会でも理想と現実の狭間で、どこに落としどころを求めていくかという話もありました。
日本の医療制度はＷＨＯの評価は世界一、でも、国民の評価は最低というお話が印象深く残りました。今の日本国民の不安を象徴しているようでした。