活動日記
4月26日(金) 古里っこ自然塾
普段何気なく歩いている生活道の脇には、たくさんの植物があります。木々からはたくさんの野鳥の声が聞こえてきます。私たちの周りにはまだまだ、自然が残っています。また、「あの山に雲がかかると雨、雲が川下に流れると雨が上がってだんだん天気は回復に向かう」など田舎ならではの天気予報も伝え続けられています。こんな自然の営みを教えてくれる、「古里っ子自然塾」が古里保育園園児のために、今週のはじめに開かれました。地元、小丹波寸庭地区在住Nさんのご指導です。
雨上がりの温かな22日月曜日に、今年度最初の「自然塾」が保育園の年長児を対象に開講されました。昭和生まれ昭和育ちの私は、遊びといえば、外に出て野原を駆け巡るという日々を送り、イタドリを塩漬けにして食べたり、野草で笛を作ったり、蔓を伝ってターザンごっこをしたり・・・登園も車を使う現代では、このような機会を作ってあげなければ経験が出来ないのかもしれません。ホールで、先生が描かれた野鳥の絵や植物を見ながら説明を受けた後、散歩しながらの自然観察会が始まりました。神社の下を歩いて行くと「ヒメオドリコソウを見つけ、説明を受けた植物を見つけ大喜び、また、先生が録音しておいたシジュウカラの鳴き声に集まった雀に視線が集中しました。(シジュウカラとスズメの巣は近くに作られスズメの親は子どもを守るためにシジュウカラの声がすると巣に戻る習性があるそうです)大人の私たちにも新鮮な光景に、子どもたちは不思議そうに、見入っていました。
自然に恵まれた中にある保育所でもこうした活動が必要になっている現代、ゴールデンウィークに少しでも自然に接する遊びを親子でして欲しいと願っています。