奥多摩町の小中学生による作文コンクールの表彰式が行われました。全応募作品の中から最優秀賞７名、優秀賞１５名が選ばれました。作文の課題は「夢」、小学３年生と中学３年生では表現や価値観も違いますが、夢を語る内容には共通したものがありました。具体的な職業を挙げ、その目標に向かって何をすべきかまで言及した生徒もいました。また、現実を直視し、将来のあるべき姿を想像し、今なすべきことを夢の第一歩に位置付ける確かな気持ちを表現された、心に響くものもありました。
自分がお世話になった保育園や学校の先生、少年野球クラブの監督の例を挙げて、自分もその目標に向かう決意を語った作文を読んで、指導する立場の責任の重さも感じました。また、「国語や数学など授業の勉強も大切だが、人と人とが仲良くするための勉強も必要だ」ということを書いた作文が、こういう時代だからこそ大変印象に残りました。