活動日記
10月28日(月) 秋川衛生組合議会定例会と
奥多摩町まちづくり計画住民委員会
4市町村からなる秋川衛生組合の定例会が開かれました。前年度決算と今年度の補正予算が審議され、可決されました。4市町村のし尿処理を中心に数十年稼働し、私たちの生活を支えてくれましたが、ここ数年、各市町村の下水道事業が進むにつれ、稼働率が年々低下し、数年後には新たな方向性を模索せざるを得ない状況となってきました。各市町村の担当者を中心に知恵を絞っている状況です。今日の定例会終了後、全員協議会が開催され、その経緯と今後の予定について報告、協議がなされました。平成30年には処理量の推移を想定した稼働施設を運用すること、また、新たに国庫補助を見据えた新しい処理対象物の受け入れも検討されました。
夜は、平成27年度から10年間の町づくりの基本となる、第5期長期総合計画を策定するための奥多摩町まちづくり計画住民委員会が開かれました。
行財政部・教育文化部・健康福祉部・生活環境部・観光産業部の5つの部会を設置し、50名からの委員が委嘱されました。奥多摩町に限らず地方都市では少子高齢化の波にもまれる中、時代の流れに即応した政策が望まれています。住民のニーズも多様化・高度化している中で、その市町村の特性を活かした町づくりをするべく、住民アンケートを基に部会での協議が約半年かけて行われます。非常に短期間での策定のように思いますが、第4期長期総合計画の土台を基本に、時代に即したものを提案していきたいと思います。
これからの「まちづくり」は直面する課題に町が一丸となって取り組んでいくことはもちろんですが、単に短所を補おうとする課題対応だけでなく、わが町が持つ長所や良さを伸ばすこと、地域住民が、忘れている財産を掘り起し、可能性を追求していこうとする思考が重要なのではないでしょうか。
忙しくなりますが、少しでも知恵を絞りださなくてはと思う夜でした。私は教育文化部会の一員です。皆様のご意見ご要望をお聞かせください。お待ちしております。携帯電話は090-4590-0883です。