活動日記
12月6日(金)不屈の闘士
「ある人種が別の人種を差別することが二度とあってはならない」。南アフリカが少数派白人による約300年の支配から抜け出し、黒人主導政権が誕生した1994年5月、大統領となったネルソン・マンデラ氏は就任演説で国民と世界から集まった政治家を前に誓った。新生南アフリカの「建国の父」として人種差別との決別を世界の記憶に刻み込んだ。
そのマンデラ氏が亡くなった報が日本にも届いた。長い間の獄中生活を強いられながらもアパルトヘイト政策への批判を強め信念、主張を変えず一貫して黒人解放を要求し続けたマンデラ氏。その恩人の死を悼む多くの国民の姿を日本のメディアが伝えていました。「私たちが今あるのは・・・」「自然には逆らえないが、こんなに悲しいことは・・・」などなど、英雄をたたえる言葉は後を絶たない程でした。
一つの法案で国の中枢が揺れ動いてしまう日本。形こそ違え、本当の指導者、リーダーの姿を改めて感じたニュースでした。 本当のノーベル平和賞の受賞者ですね。