活動日記
10月31日(木) カタログ燃費と走行燃費
今日は日比谷公会堂で東京都の区市町村が主催する東京都の道路整備事業推進大会が行われました。島嶼部を含め全域から各区市町村議員が集結しました。お決まりのセレモニーではありましたが、圧倒的な自民党勝利の後、初めての大会で、来賓の国会議員、都議会議員の数は非常に多く、その紹介だけで相当の時間を費やしました。大会の冒頭に国土交通省と東京都の局長の講演がありました。 健康と道路整備は一緒、お腹が痛くなってからでは遅い、渋滞で麻痺する前に手を打ちたいと。・・・特に東京の道路は世界の主要都市と比較して走行速度も鉄道網とのバランスも遅れているとの説明がありました。2020年のオリンピック、パラリンピックの開催を待つまでもなく、その整備に奔走している現状です。首都圏三環状道路網の整備も進みつつあり都心の交通渋滞を避けて成田まで行くことも可能になります。各路線の平均的な速度の資料を見ながらの説明では、渋滞が無くスムーズな走行が保たれれば、当然燃費が向上するが、渋滞ばかりだとカタログのような燃費は稼げない、欧米ではほぼカタログ通りの燃費が現れる道路事情であると・・・
確かに一極集中の都市で道路事情の問題を解決するには莫大な予算と労力が必要なのは明白です。私達も東京の地方として最低限の道路整備、橋梁の保全などはしっかりと予算を付けて欲しいと常々願っています。
ところで、快適な道路も欲しいのは私たちの願いですが、今、全国の地方都市で、道路が出来たことにより、地方都市基盤、特に観光産業が煽りを受けるケースが見られます。自助努力ももちろん必要ですが、道路と共に文化や産業の発展・維持にも目を向けてほしいと思うものです。