活動日記
5月12日(日) 水防訓練
今週初めの天気予報では雨の週末でしたが、朝から晴れの清々しい奥多摩となりました。午前中、氷川の多摩川河川敷では、奥多摩消防署の水防訓練が町の消防団と災害時支援ボランティアの協力を得て行われました。倒壊家屋からの救助活動、溢れる水を防ぐ積み土のう工法と連結水のう工法、ボートやロープを駆使しての急流救助活動を視察することが出来ました。
倒壊家屋からの救出は側面からではなく屋根を中心に救出口を作って救助します。積み土のう工法は写真の通り、水が流れてくる上手(写真左側)に圧を受けづらいように積んでいます。連結水のう工法は都心部などで地下への水の流入を防ぐのに使われるそうです。大きな水枕ですね。急な増水で対岸に残された人の救助は、今日に限って発電所の放水が止まり、急流の中ではありませんでしたが、ロープの張り方一つにもプロフェッショナルを感じました。地元消防団の皆さまも途中から上がった気温の中、汗を噴き出しながらの積み土のう工法を見せてくれました。