活動日記
11月4日(祝)森林経営計画
東京都森林組合が山主さんを対象に、新たな「森林経営計画」の説明会を開きました。オブザーバーとして参加させていただきました。
全国的な現状として、放棄した森林の増加、絵に描いた餅の計画、計画が無くても補助金を受けられていた、などを改善すべく新たな取り組みとして、個人の管理だけでなく、森林を纏めて作業効率化をすること、それをコーディネートする能力のある意欲のある事業体を支援すること、複数の所有者の森林を纏め一括して施業することなどが挙げられていました。これは平成23年に改正された森林法で実施されていた施業計画に代わり、新たに平成24年に「森林経営計画」が創設されたことによるものです。
この計画に参画することにより、地均し植栽、下刈り、枝打ち、雪越し、倒木、除伐、間伐、更新伐などの計画的支援や税制優遇などが受けられるようになったとのことでした。いずれにせよ環境対策と同様、個人単位でなく山全体の管理ができる様な計画を今後も推進してほしいと願うものです。